「せっかく書いた記事がなかなかインデックスされない…」
「もしかして、自分のブログがGoogleからペナルティを受けているの?」
ブログを始めたばかりの頃、自分の記事が検索結果に載らないと、何か悪いことをしてしまったのではないかと不安になりますよね。
実は、Googleには「スパムに関するポリシー」という明確なルールがあります。これを知らずに、良かれと思ってやった「キーワード対策」や「記事の書き方」が、実はGoogleからスパム(不正行為)と見なされてしまうケースが意外と多いのです。
この記事では、Googleの一次情報に基づき、初心者ブロガーが絶対に知っておくべきルールをわかりやすく解説します。
1. Googleが定義する「スパムポリシー」とは?
Googleは、検索ユーザーが「知りたい情報にすぐたどり着けること」を一番大切にしています。そのため、検索結果を不正に操作して、中身のないページを上位に表示させる行為を厳しく禁止しています。
このルールの基盤となっているのが、Google公式のGoogle 検索のスパムに関するポリシーです。
Googleは、「検索結果のランキングを操作することを目的とした行為」や「ユーザーに害を及ぼす行為」をスパムと定義しています。
2. スパムを検知する「2つの監視網」
Googleは、以下の2つの仕組みで世界中のサイトを24時間監視しています。
① 自動システム(アルゴリズムによる検知)
- 仕組み: AIや高度なプログラムが、サイトの構造や内容を瞬時に分析します。
- 特徴: 24時間365日、世界中の何十億というページをリアルタイムで監視しています。
- ペナルティ: ポリシー違反を検知すると、システムの判断で自動的に検索順位を下げたり、表示されないようにしたりします。
- 解除方法: サイト運営者が問題を修正すれば、次回の巡回(クロール)時にシステムがそれを検知し、自動的に評価が回復します。
② 手動による対策(人間による審査)
- 仕組み: Googleの専門チーム(サーチクオリティチーム)のスタッフが、実際に自分の目でサイトを確認して下す判断です。
- 特徴: 自動システムだけでは判断が難しい巧妙なスパムや、ユーザーからの通報があったサイトに対し、人間が直接審査を行います。
- ペナルティ: 違反が確認されると、Google Search Consoleに「手動による対策」という通知が届きます。
- 解除方法: 修正しただけでは回復しません。問題を解決した上で、Googleに対して「再審査リクエスト」を送り、人間による確認を受ける必要があります。
自動と手動の比較まとめ
| 項目 | 自動システム | 手動による対策 |
| 実行者 | プログラム(AI/アルゴリズム) | Googleの専門スタッフ(人間) |
| 対象 | 全ウェブサイト | 特定のサイト(通報や疑わしいもの) |
| 通知 | 届かない(順位が急落する) | 届く(Search Consoleに表示) |
| 回復プロセス | 修正して再クロールを待つだけ | 修正後に再審査リクエストが必要 |
3. 初心者が特に注意すべきスパム行為(公式ポリシーより)
Googleのスパムに関するポリシーで定義されている項目のうち、個人ブロガーが特に注意すべき5つのポイントを解説します。
① キーワードの詰め込み
検索順位を上げたいキーワードを、文脈を無視して不自然に大量に詰め込む行為です。読者にとって読みづらい文章は、「ユーザー体験を損なうスパム」と見なされます。
② 誘導ページ(ドアウェイページ)の不正使用
特定の類似した検索語句で上位に表示されることだけを目的に、サイトやページを作成することです。
- NG例: 特定の地域(「東京 カフェ」「大阪 カフェ」など)ごとに、内容はほぼ同じで地名だけを変えたページを複数作り、1つのページにユーザーを誘導する行為。
③ 自動生成コンテンツの悪用
AI(生成AI)等を利用して、人間による校正や独自の視点を加えずに出力しただけの文章を大量公開する行為です。Googleは「検索結果の操作を主な目的として生成された、付加価値のないコンテンツ」を厳格に制限しています。
(※) AIで作成した記事自体が権威性を下げることはありません。内容そのものが評価されます。Googleも「AI 生成コンテンツに関する Google 検索のガイダンス」でAIによって作成したかどうかは評価に無関係であると述べています。
④ 無断複製(コピー)されたコンテンツ
他サイトの情報をリライトしただけ、あるいはそのまま転載しただけのコンテンツです。Googleは「独自の知見や付加価値を提供しない無断複製」を明確に禁止しています。
⑤ サイトの評判の不正使用(寄生サイト)
自分のサイトの評価(ランキングシグナル)を利用させることを目的に、無関係な第三者のコンテンツをホストする行為です。
- NG例: 信頼性の高い医療サイトに、読者が予想もしない「オンラインカジノ」や「短期ローン」の宣伝ページが掲載されている状態など。
4. 【初心者向け】スパム判定セルフチェック
不安になったら、この表で自分のブログを確認してみましょう。
| 項目 | 初心者がやりがちなミス | 安全な対策 |
| キーワード | 言葉を無理に詰め込む | 自然な日本語で、読者の役に立つ文章を書く |
| ページ量産 | 地名だけ変えた似た記事を作る | 1記事にまとめるか、地域別の独自情報を書く |
| AI利用 | AIの回答をそのまま公開する | AIをヒントに使い、自分の体験談を加える |
| 記事作成 | 上位サイトを真似して書くだけ | 自分の感想や独自の写真を使う |
| 外部記事 | 依頼された無関係な広告を載せる | 自分のブログのテーマに合ったものだけ紹介する |
5. まとめ:ユーザー第一の運営が最強のSEO
Googleのルールはたくさんありますが、その根底にあるのは「検索エンジンではなく、ユーザーのためにページを作る」という基本原則です。
テクニックで順位を上げようとする前に、一歩立ち止まって考えてみてください。
- 「この記事は、人間の読者にとって本当に役に立つか?」
- 「自分にしか書けない価値を提供できているか?」
そう自信を持って言えるコンテンツ作りこそが、最も確実なインデックス対策となります。
もし、ポリシー違反はしていないはずなのに記事が登録されない場合は、コンテンツの「質」を見直す必要があります。具体的な改善戦略は、こちらの記事を参考にしてください。

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